LOH症候群の診断方法と診断基準

LOH症候群の診断方法と診断基準

LOH症候群は男性ホルモンの減少が原因です。そして、男性ホルモンの減少によっていくつかの症状があらわれることがあり、これらの諸症状に加えて男性ホルモンの量などを総合してLOH症候群の診断を行います。

LOH症候群を診断する場合、通常二段階の診断を行います。

まずLOH症候群として判定できるか否か。続いて、LOH症候群と判定できた場合、LOH症候群の治療を行うことができるかどうかです。

LOH症候群として判定するときの診断方法は以下の通り。

・ホルモン検査
・臨床検査
・質問票による検査

上記のグラフは、ホルモン検査のモデルケースです。青いグラフがテストステロンの分泌量で、赤いグラフがLOH症候群の治療方法によって補充されたテストステロンを表しています。

また、赤い線を正常下限値(8.5pg/ml)とし、水色の線をLOH症候群の症状があらわれ始めるボーダーライン(11.8pg/ml)を表しています。

ホルモン検査でテストステロンの量が水色の線を超えていないのであれば、LOH症候群の治療の対象とすべきとしています。

すべての方が上記のグラフにあてはまるわけではありません。60代の方であっても30代と同程度のテストステロンの分泌量があるケースも多くあります。反対に、ストレスなどで30代であっても急激に分泌量が低下している方もいます。

LOH症候群の診断基準や診断方法の補足

ホルモン検査は、血中のテストステロン量を測定し、その測定値が基準値を下回った場合にLOH症候群の可能性が大きいと判断します。

※この時に着目されるテストステロンは、遊離型テストステロンというもので、血中でタンパク質とくっつかない特性を持つテストステロンです。

また、臨床検査によってテストステロン減少の原因が加齢やストレスによるものかどうかを診断します。

同じく、質問票による検査でLOH症候群であるのか、それ以外の疾患であるのかを検討します。

LOH症候群の検査の中で一番重要な検査はやはりホルモン検査になります。臨床検査や質問票による検査はホルモン検査の結果を裏付け、あるいは補足する関係にあります。

なお、臨床検査に含まれる血液検査や尿検査などは、ホルモン検査と同様にLOH症候群の治療方法の可否の診断にも使われます。

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