LOH症候群の治療方法

LOH症候群の治療方法

LOH症候群の治療に非常に有用とされるのがアンドロゲン(男性ホルモン)補充療法です。

減少した男性ホルモンによってLOH症候群は引き起こされるわけですから、その治療方法として男性ホルモンを体内に補充することで、LOH症候群が引き起こしている諸症状が緩和・改善されます。

ちなみに、男性ホルモンを総称して『アンドロゲン』と呼びます。アンドロゲン(男性ホルモン)にはいろいろな種類のものがあります。テストステロンも男性ホルモンの一種で、他にもジヒドロステロン、デヒドロエピアンドロステロンなどの男性ホルモンがあります。

この中でLOH症候群の治療や検査に深く関係する男性ホルモンはテストステロンです。

アンドロゲン(男性ホルモン)補充療法はLOH症候群の治療に対し、非常に高い有用性があるとされています。男性ホルモンは経口摂取をすると腎臓でほぼ無効化されるため、注射による補充を行います。

ただし、すでに以下の疾患、症状をもっている場合は、注入する男性ホルモンが悪影響をもたらす可能性が高くなるため、アンドロゲン(男性ホルモン)補充療法による治療は行えません。

LOH症候群の補充療法が行えない疾患・症状
・前立腺がん
・中程度以上の前立腺肥大症
・乳がん
・肝機能障害(重度)
・腎機能障害(重度)
・重度の高血圧
・多血症
・うっ血性心不全
・睡眠時無呼吸症候群

なお、上記の疾患とアンドロゲン(男性ホルモン)補充療法との関係が確立していない場合もあります。

たとえば、禁忌とされている前立腺がんと当該治療方法ですが、臨床データ上では当該治療が前立腺がんの進行を促進するという確実なデータは実は存在していません。

ただし、前立腺疾患の多くがアンドロゲン(男性ホルモン)過多等による異常にその原因の端を発しているため、容易に想像できるリスクでとして当該治療方法を行う上で施術除外の基準として定めています。

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